●ユーザーインタビュー
星美製作所様・金子社長(神奈川県茅ヶ崎市)

設備内容は手刷り機3台、長台50面、製版設備、インクジェットプリンター3台(内コーニット932NDSが2台)。
クラスTシャツ年間18万着の実績を誇る星美製作所の金子社長にコーニット・インクジェットプリンターについてお話をお伺いしました。

インタビュアー:上野山機工(株) 井上
2010年5月17日

金子社長
工場内設備風景 KORNIT 932NDS 2台
コーニット導入のきっかけは何でしょう?

某アニメーション制作会社さんで販売されているオーダーメイドTシャツを担当させていただいているが、その中でインクジェットプリントシステムのラインナップも必要と考えるようになりました。

ちょうどアメリカの展示会へ行ってコーニットを観たのですが、日本でも色々なメーカーのTシャツプリンターが出ているのを知ってはいたが、圧倒的な差があるな、導入するのであればこういうものでなければ勝負にならないのかなと思った。

とりあえずコーニットは価格も高いので日本のメーカーのインクジェットプリンターを導入してみたが、某アニメーション制作会社さんの仕事が増えてきて品質重視となってきた。また、それまではインクジェットは白シャツしかできないという感じであったが、そもそもTシャツには色々な色がついており、カラーシャツにプリントできないと商売が広がらない。また、日本製のプリンターでも白インク対応のものが出てきており、品質的にもそこそこ綺麗な仕上りではあったが、前処理工程が別途必要で且つ前処理のプレスラインが跡形として残る等、品質や作業性といった全体的な仕上りを考えたときに自動的に前処理工程をしてくれ、仕上がりの風合いを損なわないコーニットが一番良く、雰囲気のいいTシャツができると感じた。


ユーザー側から見て、コーニットはどんなプリンターですか?

最近ではうちでプリントしたコーニットのプリントが綺麗だという事で同業者からの仕事の依頼も増えてきているんですよ。コーニットは初めはトレーニング期間がある程度必要になるが、使用していくうちにどんどん技術が向上し、いいものが作れるようになる。

お客さんが、スクリーンでは到底表現できないような図案を持ってこられて、プリントしてあげると「こんなに綺麗にできるんですね、次はトートバッグにもお願いできますか?」などと話しが広がって行く。でも素材が違うので難しいとはっきり答えたが、その後、社内で色々と条件設定などを変えてテストしているといいもの出来上がるようになり、自分たちでもびっくりする事があります。「いいのができるじゃないですか」って言われました。

ある程度腹をくくるしかないですよね、いいものができるようになるまで社内で色々なサンプルを作り技術を向上させる、そしたら新たなお客さんに結びつく。そいうい意味では非常に面白い機械だと思いますね。


つい最近932NDSを増設いただきましたが、どのような経緯でしょうか?

インクジェットもある程度の仕事量が入って来て動き出すと、なかなか飛び込みの対応が困難なんですよ。でも、短納期対応って言ってて今仕事が入っているからしばらくできませんって言うのはまずいでしょ?(笑) でも今企画しているクラスTシャツの仕事が動き始めたらもう1台くらいいるのかなって思っていますよ。 井上 : あ、ありがとうございます!(笑)


インクジェットプリンターを導入したことで何かが変わりましたか?

インクジェットを持ってる事で色々な展開が可能になりましたね。先日も(2010年3月)に東京ビッグサイトで行われたアニメフェアーに出展したのですが、コーニットという機械があるからこそ出してみようという気になったし、また、お客様を惹きつける要素もあるので色々な人に興味を持っていただける。あれだけ人をびっくりさせるプリンターは他にないでしょう。

コーニットが導入された事で、もちろんスタッフの仕事内容も変わってきたが、職人ではなく熟練工を作っていかなければ危険だという考え方をするきっかけにもなった。職人は「その人がいなければ仕事が前に進まない」っていうのはこれからは難しい。でも熟練工を作っておけば1番の熟練工が休んでも2番目の熟練工が穴を埋められる。インクジェットに関してはもちろんデジタルな技術が必要ではあるが、アナログのスクリーンプリントと比較すればずっと楽に仕事を覚えられるでしょう。


今後の展開として、どうような販売戦略が考えられますか?

今、私どもがメインとしているのはチームオーダー、小ロットの仕事、それが今後増えて行くと思っています。"B to C"ですよね。それとは別に"B to B"での小ロット対応で回していく仕事も同様に増えて行くと思います。

できるだけ高付加価値な商品を提案してゆきたいと思っています。「ちょっと高いけどいいよね」ってもの。それをどうやって付加価値を付けて行くか・・・。今までできなかったような柄をプリントするのもそうですし、品質や短納期対応っていうのもそうですが、最近ではワンストップサービスのような形でアパレルメーカーさんがうちに電話1本くれれば商品のOEM生産ができてしまう。例えばコーディネーターさんがボディーを発注してネーム付けや仕上げも発注するという流れについて、「うちで全部完結できますよ!」という提案もそうだと思います。

今、"B to C"が80%(売上構成比率)で、アパレルなどを含めた"B to B"が20%です。今はあえてそういう路線を取っています。

今、中国では人出不足で商品が上がらないって問題が出てきてますよね。ある程度日本に戻って来ると思いますよ。大量に生産するっていうのではなくて、毎週作って毎週デリバリーする。そういう意味で"B to C"の売上を確保しつつ"B to B"の売上を増やして行きたい、"B to C"への依存率を下げて行きたいと考えてます。


インクジェットプリンターに望む事とは?

微妙ですね。もっと誰でも簡単に!安価になって欲しい!とは思いますが、それじゃ差別化ができないし・・・(笑)
コーニットは特に使う人のスキルを商品に反映させますね。

今、大きいプリント柄を望まれる事が多くなってきてますので、その辺りの対応が必要かもしれませんね。


会社のPR
小ロット、短納期、OEM生産を実現するシステムを確立させております。

出荷代行業務:売りたいものだけをECサイトでご販売いただけます。貴社ショップ名でお客様に直接納品いたします。

一括商品化: オリジナルネーム作成も可能、ネーム交換や仕上げ二次加工等、一括で商品化が可能です。

タイムリーな供給:週ごとに売れ筋商品を集計して必要な分だけ発注可能、在庫リスクを最小限に抑える事が可能です。

今後、ONE PIECEキャラクターを使用したクラスTシャツが作れる企画を開始します。是非、ホームページで内容をご確認下さい。

http://www.hoshimi.com/

このウェブサイトに掲載のイラスト・写真・商標の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 2010-2015 UENOYAMA KIKO Co.,Ltd. All Rights Reserved.